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金桶金蔵獅子 上映会のお知らせ

2026年4月17日 / カテゴリー:お知らせ, 日記, 映像


「どうして高山に移住したの?」

とよく聞かれます。
理由はシンプルです。
「自然と文化があること、そして酒がうまいこと」。

奥行きを求めていたし
子どもを育てる環境としても
飛騨はとても豊かだと感じたからです。

暮らし始めて驚いたのは
各町内ごとに祭があることでした。
春と秋の高山祭だけでなく
地域毎にそれぞれの祭がある。

時期になると
毎晩のように鐘や太鼓、笛の音が響く。
祭の日、朝から一軒一軒に獅子が舞いに来てくれる。
神様が御旅する行列には、思わず目を奪われる。
そんな文化がある飛騨高山は本当にいい町だなと思うのです。

高山市は日本一広い市。
少子高齢化は当然この中山間地域においても深刻な問題です。
それこそ野麦なんて、無子超高齢です。

それでも、祭は続いている。
人が集まり、食べ、飲み、獅子が舞い、ひとつになる。
祭を大切にする飛騨人の心で
この地域は守られていると思います。


*野麦の熊野神社に残る使い込まれた獅子頭

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本題、
2025年、僕にとって大きな話がきました。

高山市国府町金桶の金蔵獅子を映像として残したい。
 長くは続けられないかもしれないが、途絶えさせないために。

県外も含めて何社にも断られ、最後に届いた依頼でした。
移住して10年
ついにきた僕の本命本題の仕事。

今回の目的は
単なる記録ではありません。
たとえ一度途絶えてしまっても
映像を通して再び復活できる可能性を残すこと。
「未来のための記録」

だから、表面だけじゃなく、
技術の細部まで記録する必要がありました。

でも、技術だけでは、きっと続かない。
そこにある「想い」がなければ
受け継がれない。

そこで今回、
・技術を伝える「マニュアル映像
・想いを伝える「ドキュメント映像
この2軸で制作しました。

練習風景、準備、本番。
マニュアル用の細かな記録
先達・現役の方々へのインタビュー。

1年かけて制作し
自分でも納得のいく形に仕上がりました。

【ショート版】想いは、残りつづける|金桶金蔵獅子

 

上映のお知らせ

本編(30分)は
保存会主催の上映会でご覧いただけます。
伝統文化の保存や映像記録に関心のある方には
ぜひ来て頂きたいです。

金桶金蔵獅子「想いは、残りつづける」上映会

日時:2026年5月16日(土)14:00〜
場所:国府公民館 2階会議室(岐阜県高山市)
料金:無料
主催:金桶金蔵獅子伝承保存会

また、
2026年5月3日には
国府町金桶・冨士神社にて奉納演舞があります。
上映会の前に、実際の金蔵獅子をご覧いただけます。

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岐阜県高山市国府町金桶にある冨士神社に古くから伝承されてきた金蔵獅子は
田畑を荒らす獰猛な獅子を退治するため金蔵とおかめが協力し獅子との格闘を表現した舞いです。
毎年5月3日の例大祭に五穀豊穣と家内安全を祈念し奉納されます。

金蔵獅子は飛騨発祥とされ飛騨から越中にかけて伝承されていますが、
地区によって動きが異なり金桶の金蔵獅子は他の地区より激しく速い動きが特徴です。
特にこの金桶の金蔵獅子は岐阜県指定重要無形民俗文化財のひとつとなっています。

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